2026.08.26
キッズダンスについて

ダンスは中学生から始める人も多い!初心者におすすめのダンスやスクール選びのポイント

中学生からダンスを始める子どもは多く、スクールのクラスにも同じ時期にスタートした仲間がいる環境が整っています。授業でのダンス必修化をきっかけに関心が高まり、「授業で踊ってみたら楽しかった」「もっとちゃんと学んでみたい」という気持ちからスクールに通い始める中学生も増えています。

本記事では、中学生からダンスを始めることのメリットや初心者におすすめのダンスジャンル、部活・勉強との両立のコツ、失敗しないスクール選びのポイントまで解説します。

この記事でわかること

  • 中学生からダンスを始める子どもが増えている理由
  • 中学生からダンスを始めることで得られる3つのメリット
  • 初心者の中学生におすすめのダンスジャンル
  • 部活や勉強とダンスを無理なく両立するコツ
  • 中学生が通いやすいダンススクールを選ぶ際のポイント

目次

なぜ中学生からダンスを始めるの?興味を持つきっかけと背景

なぜ中学生からダンスを始めるの?興味を持つきっかけと背景

中学生がダンスに関心を持つきっかけは、学校の授業や心身の発達、本人の意欲などさまざまです。中学生という時期だからこそ得られる強みも多くあります。その背景を3つの観点から解説します。

小学校の体育で知ったダンスの楽しさが、中学生で本格化するきっかけに

中学校の保健体育では、2012年度(平成24年度)から「ダンス」が必修科目となっています。文部科学省は2008年3月(平成20年3月)に中学校学習指導要領を改訂し、武道とダンスを含むすべての領域を必修とする方針を示しました。授業では「創作ダンス」「フォークダンス」「現代的なリズムのダンス」の3つの種目が扱われ、仲間と一緒に体を動かしながら表現する経験ができる流れになっています。

授業で初めてダンスに触れ、体を動かして表現する楽しさに気づいた子どもが、より専門的に学びたいという気持ちからスクールを探し始めるケースは珍しくありません。小学校段階では触れる機会が少なかった分、中学校の授業がダンスとの出会いのきっかけになっているケースも多く見られます。

参考:文部科学省「武道・ダンス必修化」

心身の発達により新しい動きを吸収しやすい

中学生の時期は、身長や筋力が大きく変化する第二次性徴の時期にあたります。体の使い方が大きく変化する時期でもあるため、新しい動きや身体感覚を身につけやすい傾向があります。また、物事を客観的に捉える力も発達してくるため、自分の動きを鏡や映像で確認しながら修正するといった、より高度な練習方法にも取り組みやすくなります。

小学生の時期に比べて理解力や集中力も高まっているため、指導者の説明を踏まえながら振り付けの意図や体の使い方を論理的に理解できる点も、この時期からダンスを始める強みのひとつです。

「やりたい」という意欲が継続の土台になりやすい

中学生になると、友人や動画の影響を受けて自分の意思で新しいことに挑戦したいと考える機会が増えてきます。保護者に勧められて始めるケースが多い幼児期や小学校低学年に比べ、本人の希望をきっかけに始める中学生は、目的意識を持って練習に取り組みやすい傾向があります。

自分から「やりたい」と感じて始めた活動は、多少難しさを感じる場面があっても前向きに努力を続けやすいと考えられています。 中学生からダンスを始めることは遅れているのではなく、本人の意欲を原動力にしながら成長できるタイミングだといえるでしょう。

中学生からダンスを始めるメリット

中学生からダンスを始めるメリット

中学生からダンスを始めることで、体力面だけでなく、コミュニケーション能力や精神面など、さまざまなメリットが期待できます。ここでは、代表的な3つのメリットについて解説します。

運動習慣が身につき、体力・姿勢の改善につながる

ダンスのメリットのひとつは、全身運動を通じて基礎体力や柔軟性、姿勢の改善が期待できる点です。振り付けやステップを繰り返し練習する過程では、全身のバランス感覚や体の各部位を独立して動かす能力が養われ、これは他の運動やスポーツにも応用しやすい基礎的な身体能力です。

運動部に所属していない中学生にとっては、ダンスが定期的に体を動かす貴重な機会になります。運動部に所属している場合でも、部活動とは異なる動きを取り入れることで、体の使い方の幅が広がる点もメリットのひとつです。

同年代の仲間との交流が生まれ、学校以外のコミュニティができる

ダンススクールに通うことで、学校とは異なる環境で同年代の仲間と出会う機会が生まれます。学年やクラスの垣根を越えて、共通の目標に向かって練習する経験は、学校生活とは違った人間関係を築くきっかけになりやすいでしょう。

思春期は学校での人間関係に悩みを抱えやすい時期でもあるため、複数のコミュニティを持てることは、精神的な安定にもつながると考えられています。発表会など目標を共有する経験を通じて、協力し合う関係性が育まれる点も特徴です。

自己表現の手段が広がり、自己肯定感が育ちやすい

ダンスは音楽に合わせて体の動きで気持ちを表現する活動です。言葉で自分の考えを伝えることに苦手意識を持つ中学生にとっても、体を使った表現は新しい自己表現の手段になります。

振り付けを習得し、人前で披露する経験を重ねることで、「できるようになった」という達成感を得やすくなります。こうした積み重ねは、自己肯定感を育てる機会のひとつとしても機能します。

中学生の初心者におすすめのダンスジャンル

中学生の初心者におすすめのダンスジャンル

ダンスにはさまざまなジャンルがありますが、中学生の初心者にはHIPHOP・JAZZ・K-POPが特に適しています。これらは基礎的な振り付けパターンの反復で構成されており、体力面・技術面での準備が少ない状態からでも始めやすいジャンルです。初心者クラスを設けているスクールも多く、同じ時期に始めた仲間と一緒に学びやすい環境が整っています。

ジャンル 主な特徴 向いている子どものタイプ
HIPHOP 力強いリズムに合わせた躍動感のある動き、自己表現力 活発で体を動かすのが好きな子
JAZZ バレエの要素を取り入れたしなやかな動き、表現力 体の使い方を丁寧に学びたい子
K-POP 好きな韓国アイドルやアーティストの曲や振り付けができる K-POPアーティストが好きな子、SNSで流行っているダンスを踊ってみたい子

どのジャンルが合うか判断しにくい場合は、体験レッスンに参加し、実際の雰囲気や本人の反応を確認した上で検討する方法がおすすめです。

HIPHOP

HIPHOPはストリートダンスを代表するジャンルのひとつで、力強いリズムに合わせて体全体を大きく使う躍動感のある動きが特徴です。リズム感や体幹を鍛えられるほか、自己表現力を育む機会にもなります。

型にはまった正確さを最初から求められる場面が少なく、体を動かす楽しさを感じながら取り組みやすい点が魅力です。男女を問わず人気が高く、初心者向けのカリキュラムを用意しているスクールも多いため、ダンス自体が初めての中学生でも始めやすいジャンルです。

JAZZ

JAZZは、音楽に合わせた表現力と柔軟性を重視するジャンルです。バレエの動きを取り入れながらしなやかな体の動きを追求するため、姿勢や体の使い方を丁寧に学びたい生徒に向いています。

ショーダンスやミュージカルとの親和性も高く、発表会などの舞台で見栄えのする動きを学べる点も特徴です。音楽への感受性や表現力が磨かれることで、他の活動にも良い影響が期待できます。

K-POP

K-POPダンスは、K-POPアーティストの楽曲や振り付けを中心に学ぶスタイルが一般的です。メディアやSNSで目にする機会が多く、好きなアーティストの楽曲を踊れることが練習を続けるモチベーションにつながりやすいジャンルでもあります。友人と一緒に始めやすいジャンルとしても人気です。

中学生がダンスと部活・勉強を両立するためのポイント

中学生がダンスと部活・勉強を両立するためのポイント

部活動や定期テストと並行してダンスを続けるためには、通う回数を工夫するだけでなく、体力の配分や家庭内での予定の共有まで含めて考えることが大切です。ここでは、無理なく両立させるための3つの視点を紹介します。

週1回・短時間のレッスンから始める

中学生は部活動で体力を使う日も多いため、ダンスのレッスンを詰め込みすぎると疲労が溜まりやすくなります。特に始めたばかりの時期は、体を慣らす段階と捉え、負担の少ない範囲でレッスンの本数を組み立てることが継続のポイントになります。慣れてきた段階で、本人の様子を見ながら見直していく進め方が現実的です。

振替制度があるスクールを選ぶ

中学生は定期テストや部活動の大会など、月ごとに予定が大きく変わることもあります。事前にスクール側へ学校行事の見通しを伝えておくと、レッスンの調整について相談しやすくなります。入会前には、テスト期間中の対応や、急な予定変更が生じた場合にどのような案内があるのかを確認しておくと安心です。

自宅での練習を生活に組み込む

時間が限られている中学生にとっては、練習時間の長さよりも1回あたりの練習の質を高める意識が重要です。レッスンで指摘された部分を絞って復習する、動画で自分の動きを見直すなど、短時間でも目的を持って取り組むことで上達につながりやすくなります。

漫然と練習時間を増やすよりも、集中して取り組む時間を確保する方が、部活動や勉強との両立もしやすくなります。

中学生が通いやすいダンススクールの選び方

中学生が通いやすいダンススクールの選び方

中学生がダンススクールを選ぶ際は、技術指導の質だけでなく、通いやすさや心理面への配慮も含めて総合的に判断することが大切です。以下の3つのポイントを確認しておくと、入会後のミスマッチを防ぎやすくなります。

同年代・同レベルで学べるクラス編成があるか

年齢や経験年数が大きく異なる生徒が同じクラスで学ぶ環境では、指導内容が一人ひとりに合わせにくくなる場合があります。中学生も通えるクラスや初心者クラスが独立して用意されているスクールであれば、同じ立場の仲間と一緒に無理なく学びを進めやすくなります。

体験レッスンの際に、クラスの年齢構成やレベル分けの仕組みを確認しておくとよいでしょう。

子どもの発達や心理を理解した講師がいるか

思春期の中学生は、体の変化だけでなく心理面でも敏感な時期にあります。技術指導のスキルが高くても、生徒一人ひとりの状態に配慮した関わり方ができるかどうかは、指導の質を左右する重要な要素です。

子どもの発達段階への理解を踏まえた指導を行っているかどうかは、体験レッスンでの講師の言葉かけや接し方から見極める材料になります。

出典:JDACダンススクール

JDACダンススクールでは、スポーツ庁・厚生労働省・こども家庭庁後援の研修を受講した有資格者の講師が、年齢や発達段階に応じた指導にあたっています。技術面だけでなく、生徒一人ひとりの様子に寄り添った関わり方を大切にしているため、初めてスクールに通う中学生でも安心して参加できる環境です。

実際の指導の雰囲気は、無料の体験レッスンで確認していただけますので、興味をお持ちの方はお気軽にお申し込みください。

体験レッスンで雰囲気を確認できるか

スクールの雰囲気やレッスンの進め方は、実際に体験してみないとわからない部分が多くあります。

無料または安価な体験レッスンを実施しているスクールであれば、レッスンのペースやクラスの空気感、講師との相性を事前に確かめられるため、入会後のミスマッチを防ぎやすくなります。可能であれば複数のスクールを比較検討することもおすすめです。

まとめ

まとめ

中学校では2012年度(平成24年度)から保健体育でダンスが必修科目となっており、授業をきっかけにダンスへの関心を持つ中学生も存在します。心身の発達や本人の意欲を土台にできる時期でもあり、体力面・社会面・精神面それぞれにメリットが期待できます。

初心者にはHIPHOP、JAZZ、K-POPといった取り組みやすいダンスジャンルがあり、体力配分や学校行事の共有を意識すれば、部活や勉強との両立も図りやすくなります。スクール選びの際は、クラス編成や講師の対応、体験レッスンでの雰囲気を基準に比較することが大切です。

出典:JDACダンススクール

JDACダンススクールでは、スポーツ庁・厚生労働省・こども家庭庁後援の研修を受講した有資格者の講師が指導にあたっており、生徒一人ひとりの発達段階や習熟度に合わせた丁寧な指導を行っています。中学生が通えるクラスも用意しており、無料の体験レッスンで実際の雰囲気を確かめていただけます。

お子さまのダンスへの興味を後押ししたいとお考えの保護者の方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。

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この記事を監修した人

久岡 和也

一般社団法人ダンス教育振興連盟JDAC 代表理事 久岡 和也

「ダンス×教育」をライフワークに、大学・専門学校の委員・講師、学術団体委員、ダンス大会審査員などを歴任。
「ダンスで社会に新しい価値を創る」という理念のもと、教育型ダンススクールの全国展開や、高齢者向け介護予防プログラムの開発など、企業・自治体と連携した社会的取り組みを推進。

一般社団法人日本盆踊り協会 共同代表、一般社団法人日本スポーツチームアセスメント協会 理事、スポーツ産業推進協議会 委員として、「教育」「健康・スポーツ」「文化」を中心に活動領域を広げ、各分野の発展に寄与している。

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ンス指導研修会を主催。文部科学省の学習指導要領に基づいた内容で、ダンス
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