2026.05.09
習い事について

小学生に人気の習い事は何?選び方やかけ持ちの注意点を解説

小学生に人気の習い事は何?選び方やかけ持ちの注意点を解説

数多くある教室やスクールの中から子どもに合った習い事を探すのは、簡単ではありません。「子どもの習い事を始めたいけど、何を選んだらいいかわからない」と悩んでいる保護者の方も多いのではないでしょうか。

この記事では、小学生がどのような習い事に取り組んでいるのか、その具体的な内容を紹介します。合わせて、人気の習い事とそれぞれの特徴についてもまとめました。これから新しい習い事を検討している方は、ぜひ参考にしてください。

目次

小学生の習い事事情

小学生の習い事事情

そもそも、小学生のうち習い事をしている子どもはどのぐらいいるのでしょうか。男女による違いなども気になる方もいるでしょう。ここでは、小学生全体の状況と性別ごとの習い事の傾向について解説します。

習い事をしている小学生はどのくらい?

出典:厚生労働省「21世紀出生時縦断調査」

厚生労働省の「21世紀出生時縦断調査」によると、平成22年出生児を対象とした習い事に関するアンケート調査では、「習い事などをしている」と回答した割合は87.7%と記載されています。この結果から、多くの小学生が何らかの習い事に通っていることがわかります。

なお、平成13年出生児を対象とした調査では、割合が85.4%でした。この時点でもほとんどの子どもが習い事に通っていますが、その後も徐々に習い事に通う小学生の割合が増加していることがわかります。

【男女別】習い事の種類

では、男女別に違いはあるのでしょうか。平成22年出生児を対象とした習い事に関するアンケート調査では、以下のような結果になっています。

【男女別習い事の種類】

性別 習い事の種類と割合
男子
  • 水泳:40.0%
  • サッカー:21.1%
  • 学習塾:20.4%
  • 通信教育:19.0%
女子
  • ピアノなどの音楽:39.6%
  • 水泳:34.2%
  • 通信教育:22.0%
  • 硬筆を含む習字:21.9%

出典:厚生労働省「21世紀出生時縦断調査」のデータをもとに作成

水泳は、男女ともに習い事に通っている小学生のうち約3〜4割を占めています。また、男子はスポーツ系の習い事が半数以上を占めている一方、女子は音楽や習字などの室内で行う習い事が多い傾向にあります。

小学生に人気の習い事

小学生に人気の習い事

小学生から始められる習い事は、実にさまざまです。スポーツ系から文化系、学習系まで、選択肢は数多くあります。ここからは、その中でも特に小学生に人気の習い事とその特徴について解説します。

水泳

男女ともに小学生から人気がある習い事が水泳です。継続して取り組むことで基礎体力の向上や免疫力を高める効果が期待できます。特に低学年から中学年の子どもに人気の習い事です。

水泳は体育の授業でも取り入れられており、泳げないことで苦手意識や劣等感を覚える子も少なくありません。そのため、学校の授業に備えて通わせたいと考える保護者も多く、男女を問わず水泳を習う小学生が多い理由の一つとなっています。

野球・サッカーなどの団体競技

野球やサッカーなどの団体競技は、男子を中心に高い人気を誇る習い事です。スポーツ少年団やクラブチームなどに参加する形で習うのが一般的で、チームによっては小学生よりも前から通うこともできます。

水泳と同様に、基礎体力や運動能力の向上が期待できるほか、競技を通してチームプレーや礼儀なども学べる点も魅力です。競技は子どもの好みによって選ばれますが、野球では役割に応じた判断や行動が求められるため、臨機応変な対応力が養われます。一方、サッカーでは積極性や協調性といった力が身につきます。

武道

武道も団体スポーツ同様に、体を使って取り組むタイプの習い事です。試合では高い集中力が求められ、日々の稽古を通じて体力・精神の両方を鍛えられます。そのため、身体的な成長に加えて、精神面の成長を期待して習わせる保護者も多い習い事です。代表的な武道の習い事には、以下のものがあります。

  • 空手
  • 柔道
  • 合気道
  • 少林寺拳法
  • 剣道

多くの武道は昇級・昇段審査を設けており、階級が上がるごとに帯の色などが変わります。成長や実力が目に見えてわかりやすく、明確な目標を持って取り組めるため、子どものモチベーションや競争心を育てる効果が期待できる点も魅力です。

英会話

近年注目を集めている習い事の一つが、英語学習です。幼少期から取り組むことで、英語の発音やリスニング力を自然に伸ばす効果が期待できます。グローバル社会への適応を見据え、早い段階から通わせる保護者も増えています。

英会話教室に通うだけでなく、オンライン英会話を取り入れている家庭も少なくありません。近くに教室がない場合でも始めやすく、場所を選ばずに続けられる習い事の一つといえるでしょう。

学習塾・通信講座

小学校2〜4年ごろから選ばれる習い事のひとつが、学習塾や通信講座です。子どもの学習意欲や理解度、進捗に合わせて選べるのが魅力で、学校の授業の補助を目的に通わせることが多い習い事でもあります。

学習塾や通信講座の形態は複数あり、子どもの状況や目的に合わせて教室や教材を選べるのも特徴です。

  • 個別指導塾:一人ひとりに合わせた指導が受けられ、苦手科目の克服に適している
  • 集団塾:学校と同様に、教室で学ぶ形式で、基礎から応用まで総合的な学力向上に適している
  • 通信講座・通信教育:自宅で手軽に子どものペースに合わせて学べるため、自主的に学習する習慣が身につきやすい

特に、通信講座や通信教育は自宅にいながら習い事ができるため、近くに通いたい塾や教室がない場合の選択肢としても活用されています。

プログラミング

子どもの習い事として注目を集めているのがプログラミング教室です。プログラミング言語を用いたアプリ作成を中心に取り組みます。プログラミングの基礎を学ぶことで、エンジニアスキルを身につけられるのが魅力です。

専門的な知識だけでなく、空間把握能力や論理的思考を育めるのも特徴です。これからの時代に求められる力を伸ばしたいと考える家庭に、適した習い事の一つです。

ピアノ・声楽

女の子に人気の習い事として、ピアノや声楽などの音楽系レッスンが挙げられます。音感やリズム感といった音楽的な感性を身につけられます。また、ピアノは聴覚だけでなく手足を使うため、脳機能の発達にも有効です。

声楽は体ひとつで始められる音楽系の習い事で、音楽的センスを磨けるだけでなく、腹式呼吸を身につけることで心肺機能の向上も期待できます。さらに、表現力も豊かになるため、コミュニケーション能力を伸ばしたい場合にもおすすめです。

ダンス

ダンスはピアノや声楽と同様の音楽系の習い事であることに加え、全身をダイナミックに使う「スポーツ」としての側面も持っています。体を動かしながらリズム感や表現力を学ぶことで、音楽的なセンスだけでなく、運動神経やスタミナ(持久力)、柔軟性、体幹などが自然と鍛えられるのも大きな魅力です。

ダンスのレッスンでは、講師の動きを瞬時に読み取り、自分の体を連動させる「模倣力」が求められます。これは「定位能力(周囲との距離感)」や「反応能力」といった運動神経の土台となる「コーディネーション能力」を養うことにつながり、学校の体育や球技などにもダイレクトに役立ちます。

小学生の習い事を選ぶ際のポイント

小学生の習い事を選ぶ際のポイント

子どもの習い事を選ぶ際に、候補となる教室が複数あると迷ってしまう場合もあるでしょう。ここからは、そのようなときに役立つ、小学生の習い事選びのポイントについて解説します。

子どもが興味を持ったものを選ぶ

習い事を選ぶ際に最も重要なのが、子どもの興味です。保護者が将来のためを考えて選んだ習い事であっても、子ども自身が興味を持てなければ上達は難しくなります。途中で辞めたいと言い出す可能性も高く、継続も期待できない可能性があります。

まずは、子どもがどんなことに興味を持っているのか、無理なく続けられそうな分野はないか探すところから始めてみましょう。親子で一緒に通えそうな習い事がないか、探してみるのもひとつの方法です。

体験レッスンに参加してから選ぶ

多くの教室では、体験レッスンや体験教室を開催しています。興味があっても実際にやってみると想像と違うということはよくあります。継続して通うためには、想像と実際のレッスンのギャップを事前に埋めるのも大切です。

たとえば、JDACダンススクールでは無料の体験レッスンを実施しており、初めてダンスに挑戦する子どもでも楽しめる内容となっています。講師は全員有資格者でスポーツ庁・厚生労働省後援の研修を受講しているため、一人ひとりに寄り添った指導を受けられることから、習い事自体が初めての子どもでも安心です。

体験レッスンでは実際のレッスンの流れや指導も確認できるため、子どもと教室の相性を見極めたい場合にも役立ちます。利用できる場合は積極的に活用しましょう。

送迎しやすい教室を選ぶ

習い事の教室を探す際は、送迎しやすい立地にあるかどうかも重要です。子どもが興味を持っていても、送迎の負担が大きいと継続できません。特に共働きの家庭では送迎が難しい場合もあるため、通いやすい立地かどうかを確認しましょう。

また、習い事に通っていても宿題や遊ぶ時間を十分に確保できるかどうかを考慮しましょう。特に複数の習い事をかけ持ちする場合は、子どもの負担を考えながら調整する必要があります。

無理のない費用で通える教室を選ぶ

習い事には毎月の月謝だけでなく、さまざまな費用がかかります。たとえば、以下のような費用が挙げられます。

  • 道具・ウェア代
  • 発表会や大会にかかる費用

習い始めはそれほど負担に感じなくても、継続していくうちに負担が大きくなるケースも珍しくはありません。費用面を理由に途中で断念する事態を避けるためにも、事前に必要な費用を調べたうえで通える教室を選びましょう。

小学生に複数の習い事をかけ持ちさせる場合の注意点

小学生に複数の習い事をかけ持ちさせる場合の注意点

保護者の中には、子どもに複数の習い事をかけ持ちさせたいと考えている方もいるでしょう。しかし、かけ持ちする場合は、前述の通り習い事が子どもの負担にならないよう注意が必要です。かけ持ちする際は、以下の注意点を意識しながら無理のないペースで調整しましょう。

慣れるまでは1つの習い事に集中させる

小学生、特に1年生から習い事を始める場合は、慣れるまでは1つの習い事に集中させてあげましょう。小学校に入学したばかりの時期は、生活リズムがまだ安定していません。新しい環境やルールに慣れる前に習い事を詰め込んでしまうと混乱してしまうこともあります。

通い始めは学校生活と習い事の生活リズムに慣れることを目標にしましょう。無理なく取り組めるようになったタイミングで、徐々に習い事を増やしていくのがおすすめです。

かけ持ちは2〜3つまでに留める

小学生の習い事は、週に2〜3つ程度が適切と言われています。慣れてきて習い事をかけ持ちする場合でも、詰め込み過ぎないようにしましょう。最適な数は子どもの性格や体力によって異なります。

低学年のうちはかけ持ちが難しくても、中学年・高学年になれば対応できるようになる子もいます。習い事の数は、子どもの様子や意見を確認しながら調整することが大切です。

まとめ

現在小学生の多くが習い事に通っています。習い事はさまざまな種類があるため、教室やスクールを探す際は、子どもの興味や日頃の様子を見ながら選びましょう。複数の習い事をかけ持ちする場合は、生活リズムや体力に無理のないペースを意識することが大切です。

JDACダンススクールでは、初めて習い事に通う子どもでも楽しくダンスを学ぶことができます。音楽に合わせた体の使い方を身につけられるのも魅力のひとつです。ご興味のある方は、お気軽にお問い合わせください。

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この記事を監修した人

久岡 和也

一般社団法人ダンス教育振興連盟JDAC 代表理事 久岡 和也

「ダンス×教育」をライフワークに、大学・専門学校の委員・講師、学術団体委員、ダンス大会審査員などを歴任。
「ダンスで社会に新しい価値を創る」という理念のもと、教育型ダンススクールの全国展開や、高齢者向け介護予防プログラムの開発など、企業・自治体と連携した社会的取り組みを推進。

一般社団法人日本盆踊り協会 共同代表、一般社団法人日本スポーツチームアセスメント協会 理事、スポーツ産業推進協議会 委員として、「教育」「健康・スポーツ」「文化」を中心に活動領域を広げ、各分野の発展に寄与している。

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