子どもにダンスを習わせたいと考える保護者の方は多いものの、よく聞かれる疑問が「何歳からスクールに通わせるべきか」という点です。
ダンス自体は何歳から始めても楽しめますが、せっかくなら早いうちに、あるいは上達しやすい時期に通わせたいと思う方がほとんどでしょう。そこで今回は、ダンススクールに通い始める年齢別のメリット・デメリットについて分かりやすく解説します。
目次
ダンススクールは何歳から通える?

ダンスは何歳から始めてもいい習い事の1つですが、子どもの発達段階によっては難しい場合もあります。スクールに申し込む前に、子どもの発達や興味の有無をしっかり見極めましょう。
ダンススクールは、年中から通えるところが多い
ダンススクールは年少(3歳)から受け入れているスクールもありますが、年中・年長(4~5歳)や小学生からを対象とするスクールが比較的多い傾向にあります。ただし、実際に受け付けている年齢や参加条件は、スクール・コースによって異なるため、申し込み前に必ず確認しておきましょう。よくある参加条件としては、以下のものがあります。
- おむつがはずれていること
- レッスンの時間を問題なく過ごせること
また、スクールによっては保護者と一緒に習えるコースを用意しているところや、チケット制で通えるところもあります。通える年齢や条件を確認する際は、レッスンの受講スタイルにも注目しながら選ぶとよいでしょう。
子どものダンスは何歳から始めるのがよい?年齢別のメリット・デメリット

前述のとおり、ダンスは基本的に何歳から始めても問題ありませんが、始める年齢によってそれぞれメリット・デメリットがあります。子どもの成長を促し、楽しく習い事を続けてもらうには、年齢ごとの特徴を理解しておくことが大切です。
次に、ダンスを始める年齢別のメリット・デメリットについて解説します。子どもがいつからダンスを始めるのがよいかを判断する際にお役立てください。
年少~年長
一部のダンススクールでは、年少~年長から受け入れを開始しています。この時期から始めることで、ほかの子よりも実力などで差をつけやすくなります。また、未就学児向けのレッスンはリズム感を養うことを中心に行うため、早い段階でリズム感を身につけさせたい場合にも効果的です。
一方、この時期の子どもには未就園児も多く、保護者から離れてレッスンを受けるのが難しい場合もあります。集中力が続きにくく個人差も大きいため、無理に通わせるとかえってダンスに苦手意識を持ってしまうこともあります。
そのため、この時期からダンスを始める場合は、技術の習得よりも「楽しくレッスンを受けられること」を優先しましょう。
年長~小2
この年齢になるとバランス感覚が身につき、手先も小さいころに比べて器用になります。ダンスを習い始めるのに適した時期です。また、インストラクターの話を聞いて動きを真似することもできるようになります。
さらに、この時期は関節や筋肉がまだ柔らかく、ダンスを通じて筋力や柔軟性を効果的に鍛えられます。継続的にレッスンを受けることで、体力やリズム感も身につき、徐々に難易度の高いダンスにも挑戦できるようになるでしょう。
一方で、さまざまな力が身につく時期ではあるものの、集中力はまだ長く続かない傾向があります。楽しみながら習えるレッスンでないと、継続は難しい可能性があります。この時期から習い始める場合は、レッスン内容やインストラクターとの相性にも注目しながらスクールを選ぶことがポイントです。
小3~小4
友だちやメディアの影響を受けてダンスを始める子どもが増える時期です。この時期の子どもは自分から意欲的に習い事に参加できるため、少し厳しいレッスンでもやる気を持って頑張ることができます。
また、小学生の年代は運動のゴールデンエイジといわれており、さまざまな動作をスムーズに覚えられます。そのため、体力や運動神経の向上を目的にダンスを始めるのにもいいタイミングです。さらに、このころからは自分を客観的に見る力も育ち始めるため、表現力も磨きやすくなります。
一方、未就学児からダンスを習っている子との実力差が気になり始める時期でもあります。自分だけできずに恥ずかしいと感じて、レッスンに行き渋るケースも珍しくありません。このころから習い始める場合は子どもの気持ちに配慮し、精神面でのフォローを意識しましょう。
小5~小6
小学校高学年は、身体能力が大きく発達し、ダンスの基本的なステップや表現力を一気に吸収できる時期です。努力を続ければ発表会やコンテストへの挑戦など、より本格的な活動もできるようになるでしょう。また、学校の体育でもダンスが必須となるため、授業の予習・補強として習い始めるのにも適したタイミングです。
動画などの影響でダンスが身近になり、モチベーションを高く持って挑戦できる一方、早くから始めている子と比べて「自分は遅れている」と挫折しやすくなる側面もあります。
挫折を防ぐには、自分と同じくらいの実力や同年代の子どもが集まるクラスを選ぶなど、本人が引け目を感じずに練習に打ち込める環境を整えてあげることが大切です。
小さいころからダンスを習わせる際の注意点

小さいころからダンスを習う場合は、いかにモチベーションを維持して継続させるかが重要です。子どもを通わせる場合は、以下のポイントを意識しながら取り組みましょう。
子どもの意思を尊重する
親の意思だけで習い事を決めてしまうと、子どもがモチベーションを維持しにくくなります。これはどのような習い事にも言えることです。ダンススクールに通う前に、子どもがダンスを習いたい・スクールに通いたいと思っているかをしっかり確認しましょう。
また、本人が習いたいという気持ちはあっても、続けていけるか不安な場合は、まず体験レッスンに参加してみてください。子どもの反応を見れば、継続できそうかどうかをある程度判断できます。
無理をさせない
初めからたくさんのレッスンを受けさせると、体力面で負担が大きくかかってしまいます。適度な負荷は身体能力の発達に必要ですが、あまりにも大きすぎるとむしろ逆効果です。通園や通学に影響を及ぼす恐れもあります。
何歳から始める場合でも、最初は週1回から始めて様子を見ましょう。レッスンの回数を増やす場合は、子どもの意欲や生活リズムへの影響を見ながら徐々に増やしてください。
目標を設定する
本人が意欲的でも、常に高いモチベーションを維持するのは難しいことです。そこで、発表会やコンテストなどの目標を設定して、頑張りやすい環境をつくることが大切です。
発表会などの大きな目標を掲げつつ、それを達成するための小さな目標を設定すると、努力の結果が見える分実力も伸びやすくなります。上達が目に見える形になれば、レッスンにもポジティブな気持ちで取り組めます。
行き渋りや飽きを防ぐためにも、こまめに目標を設定して取り組みましょう。
家族でサポートする
習い事としてのダンスは、送迎や衣装の準備などの家族のサポートが欠かせません。習い事を始める際は、子どもだけでなく保護者も一緒に取り組む気持ちをもって取り組みましょう。
子どもが練習で疲れたり挫折を感じたりしても、家族のサポートがあれば継続しやすくなります。たとえば、練習やレッスンへの頑張りを褒めてあげたり、一緒に参加したりするなどの声かけやフィードバックがあれば、お子さんも安心してダンスに向き合えます。
子どもが楽しく、積極的にダンスに取り組めるような環境を作るためにも、スクールに通う際は家族全員でサポートしましょう。
何歳からでも楽しめる!失敗しないダンススクールの選び方

ダンスを継続して習い続けるためには、子どものモチベーションだけでなく、スクールの選び方も重要です。どんなにいいスクールでも、子どもが楽しんで参加できなければ長続きしません。
最後に、子どもと相性の良いダンススクールの選び方について解説しますので、ぜひ参考にしてください。
子どもが楽しく通える教室か確認する
ダンスを継続してスキルを身につけるためには、子ども自身の興味だけでなく、その興味を長く保てる教室かどうかが重要です。子どもがどんなに高いモチベーションを持っていても、楽しく通えない教室では継続は難しいでしょう。
スクールを選ぶ際は、子どもが楽しく通えそうな雰囲気がどうかを確認してください。特に、インストラクターがきちんと一人ひとりの子どもと向き合い、適切に指導できているかは重要なチェックポイントです。
ダンススクールの中には、ダンススキルは高くても、子どもに対する接し方や指導が十分でない場合もあります。特に小さいうちから通う場合、できないことを理由に置いてけぼりにするような指導では、楽しく続けることはできません。
JDACダンススクールでは、講師全員がスポーツ庁・厚生労働省・子ども家庭庁後援の研修を受講しています。子ども一人ひとりに寄り添った指導を行っているため、安心して楽しくレッスンを受けられます。
小さいうちからダンスを習わせるなら、ダンススキルだけでなく子どもとの向き合い方にも力を入れているスクールを選びましょう。
無理なく通える場所にあるかイメージする
楽しく習えるスクールでも、自宅から遠いスクールでは子どもにも保護者にも大きな負担になります。交通費や送迎の負担が大きい状態では、継続したくても通い続けることが難しいでしょう。
スクールを選ぶ際は、無理なく通える範囲にあるかも必ずチェックしましょう。長く続けるには、自宅だけでなく、学校や保育園・幼稚園からでも通いやすい場所が理想的です。子どもの体力や交通費などの負担を考えつつ、通える範囲をあらかじめ絞り込んでおくことが重要です。
目的や目標にあった内容かをチェックする
ダンスを習う目的は人それぞれです。趣味の範囲で習うのか、将来的にプロを目指すのかによっても、選ぶべきスクールやレッスン内容は大きく異なります。そのため、多くのダンススクールでは目的別にコースを分けています。
子どもが小さいうちは実際に習ってみないと分からない部分もありますが、将来的にプロを目指す場合は、専用コースを設けているスクールを選ぶとよいでしょう。こうしたスクールの中には、芸能事務所と提携しているところもあるため、提携先を調べて絞り込むと探しやすくなります。
プロを目指すコースでは、ダンスだけでなく人前でダンスを披露する際に必要な知識や振る舞いについても学ぶことができます。その分レッスン内容は厳しく、難易度や受講費用が高くなる場合もあります。目的やモチベーションに合わせて、適切なコースを選びましょう。
まとめ
ダンスは、幼いころから始められる習い事のひとつです。年少からはもちろん、小学校中学年以上から始めても決して遅くはありません。ただし、始める年齢によって、メリット・デメリットが異なるため、それらを考慮した上でスクールやコースを選ぶことが重要です。
JDACダンススクールでは、今回ご紹介した発達段階に合わせて、年少〜年長、年長〜小2といった、お子さまに最適なクラス編成を行っています。年齢や運動能力に応じた複数のダンスコースをご用意しておりますので、少しでも興味をお持ちの方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。
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[ メディア運営 ]JDACダンススクール
運動能力と生きる力を育む 教育型ダンススクール
一般社団法人ダンス教育振興連盟JDACは、スポーツ庁・厚生労働省・こども
家庭庁・各教育委員会後援のもと、全国各地で延べ30,000人が受講しているダ
ンス指導研修会を主催。文部科学省の学習指導要領に基づいた内容で、ダンス
講師・インストラクターを養成し、資格を発行しています。他にも「ダンスで
社会貢献」を果たすべく様々な事業を行なっています。
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この記事を監修した人
一般社団法人ダンス教育振興連盟JDAC 代表理事 久岡 和也
「ダンス×教育」をライフワークに、大学・専門学校の委員・講師、学術団体委員、ダンス大会審査員などを歴任。
「ダンスで社会に新しい価値を創る」という理念のもと、教育型ダンススクールの全国展開や、高齢者向け介護予防プログラムの開発など、企業・自治体と連携した社会的取り組みを推進。
一般社団法人日本盆踊り協会 共同代表、一般社団法人日本スポーツチームアセスメント協会 理事、スポーツ産業推進協議会 委員として、「教育」「健康・スポーツ」「文化」を中心に活動領域を広げ、各分野の発展に寄与している。
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